その壁にドロップキック

ハッピーエブリデイ

ふと思い出したかのように

時の止まっていたFF9の続きをプレイしてみる。
前のブログのプレイ日記からほぼ止まっている状態だったので実に一年ぶりのプレイ。
セーブデータが生きていてよかったなあというのがまずひとつ。
しかしたっぷり一年時を止めていたので記憶をひねり出そうとしても一体何をすればいいのかと右往左往。

そうだ、リンドブルムという場所はとにかく広い街だった。
一つの場所に宿屋も武器屋も道具屋も全てある様な場所じゃなくて、いくつかの地区に分かれていて、飛空艇みたいなので移動もしなきゃいけない。
しらみつぶしに探索をしたかったけれど、いかんせん一年ぶりの復活で次にやるべきことすら覚えていないのに探索も何もあったもんじゃない。
覚えていればあの場所に行くとイベントが進みそうだから他から見ていこう、なんて出来るけれど、目的すら覚えていないのだから出来るわけがなかった。
やむなし。
何をするべきだったのか、何の目的でここにいるかを思い出しながらリンドブルムの街を歩いてみた。
開けていない宝箱を見つけて、パカリ。
ああそうそう、この宝箱を開ける音、好きだなあ。
なーんて本線とは全然関係ない所でそんなことを思いながら街をふらふら。
鳩の餌やりしているおじさんに近づくと鳩が羽ばたいていく、そんな細かいエフェクトに感心。
ふらふらと立ち寄った場所がどうやらアジト?的ななにかだったらしくようやく進んだイベントに、これまたようやくぼんやりと思い出す目的。

姫様に会いにいこう。
とりあえずそんな感じでうすらぼんやりと思い出したそれとかあれとか。
あれシドにはまだ会えないの?とか。
思い出しながらのらりくらり。
ほんの6時間ほどしかプレイは進んでいなかったのだから最初からやり直す方がいいのでは?と思いながらも、リンドブルムという街ひとつとっても広くていろんなところにいろんなものがあるこの冒険をやり直すのは途方も無い気がしてやめた。
けど城に行っても姫様には会えなかった。
ううんううん、継続してやらなきゃだめだね、こういうのは。

でも思い出しながら広い街を歩くのは悪くなかったです。
とんと昔のゲームのはずなのに、味わい深いというか細かくてとても繊細な、今のゲームとはまた違ったうつくしさのあるゲーム。
うんうん、こういうのをじんわり味わいながら遊んだ6時間だったじゃないか。
だからまた、思い出しながら進んでいこう。
 
姫様はもぬけの殻でしたけれどね。

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